dialogue in the dark

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09/06/11

1989年にドイツで生まれ、1999年以降日本で毎年開催されている、
暗闇を体験するプログラムです。

大変貴重な体験でした。
まだ体験されていない方、一度行かれることを強くおすすめします!

視覚障害者の方が実際に使用されている白い杖を使い、真っ暗闇の中を〜8人のグループでアテンドの方に誘導してもらい進んでいきます。

見えない中で声を頼りに様々な場面に移動していきますが、その過程でいろいろなモノを触って確かめたり音を聞いたり・・・「視覚」以外の聴覚触覚」「味覚」「嗅覚」をフルに使います。
人は日々の生活でほとんどを視覚に頼っているということを感じました。
触ってみて「これはなんだろう」味わってみて「これはなんだろう」。
そして、面白かったのは、私は先入観の固まりだということ。
「ここに○○があるよ」と言われ、実際にそれに触れたら想像と形が違ったり。
とても新鮮な発見でした。

声を掛け合い、「ここに段差があるよ〜」「ここにブランコがあるよ〜」と他人を気遣い合います。あたたかい時間。

見えないからこそ見えるものってありますね。
暗闇はここまで、という瞬間、なんだかまだ暗闇にいたい、という思いでした。



「ダイアログ・イン・ザ・ダーク TOKYO」

第一期 〜6/22 (第二期は7/14より)
会場:外苑から徒歩8分のところ

http://www.dialoginthedark.com/


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