自由を我らに


09/08/30

44 Produce Unitによる舞台「自由を我らに」を観てきました。

代表の44(よし)北川さんは、私が舞台を観るきっかけとなった人です。
彼の舞台との出会いはおそらく10年ほど前。
彼を知る友人に誘われて観に行きました。
座布団の劇場で観た初めてのお芝居。
役者さん達がみんな生き生きしていて、お芝居の魅力に一気に引き込まれました。
笑いあり涙ありの絶妙な構成で、そしていつも考えさせられる内容です。

今回の「自由を我らに」は戦争がテーマ。
戦後直後、GHQによって作られた憲法の草案を、言葉を扱う人々が国民に分かりやすくするため口語に直すという任務を受け、ある一室に集まり推敲をする2時間。その中で憲法に対する問題提起が次々とされるわけですが、特に第9条「戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認」に焦点が当てられます。

本当に放棄して大丈夫?
攻められたらどうするの?
日本にも軍隊がないと攻められたら死んでしまう。
日本だけが放棄するのではなくて全ての国が放棄しなくては意味がない。
それでも放棄すべき?

終戦後、日本ではまだ戦争は起こっていません。
ですが、世界のあちこちでは戦争が起こっています。
一国が戦争を放棄することで世界もそれをならい、平和がやってくることは夢なのでしょうか。
平和主義のチベットは侵略されてしまいました。
武力に勝るものはないのでしょうか。

全ての国が同時に戦争放棄すればいいのに。
全ての人が安心して暮らせる時代がやってきますように・・・。


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↑が劇場。下北沢のザ・スズナリ。渋いです。

「自由を我らに」は9/6(日)までやっています。
今後もお芝居楽しみにしています。

↓アツイです。
http://www.44good.com/index.html



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